近視矯正(オルソケラトロジー)

オルソケラトロジーは、近視を矯正する治療法の1つです。
2009年に厚生労働省に承認されており、一般的にはオルソケラトロジーのガイドラインに従って処方されています (1)。
この治療法のメリットは、裸眼の状態で遠くが見えるようになるだけではなく、近視の進行そのものを抑制する効果がある、ということです。
海外だけではなく日本人についても多くの論文が発表されており(2)(3)(4)、子供の近視進行を予防する治療として近年注目されています。
(1) 日本コンタクトレンズ学会オルソケラトロジーガイドライン委員会. オルソケラトロジーガイドライン(第2版)日眼会誌 2017, 121: 936-938.
(2) Kakita T, et al. Invest Ophthalmol Vis Sci 2011, 52: 2170-2174.
(3) Hiraoka T, et al. Ophthalmic Physiol Opt 2018, 38: 281-289.
(4) Kinoshita N, et al. Sci Rep 2020, 10: 12750.

治療内容

夜寝ている間に装用する特殊なハードコンタクトレンズによる治療を行います。
黒目の表面である角膜上皮層を平坦化することで、近視を矯正し、視力を改善します。
当院では2009年に最初に厚生労働省が承認した、メニコン社製のオルソケラトロジーレンズを導入しています。
また、前眼部OCTといわれる高精度・最新鋭の解析装置「CASIA2」を備えていますので、より正確な近視矯正が可能です。

治療の流れ
オルソケラトロジーをご希望の方は、まず初診された際に通常の視力検査などを行います。
後日あらためて近視の程度を正確に計測するための精査(予約制)をおこない、レンズの種類を選定します。
オルソケラトロジーの治療は、適正なレンズ使用に対する保護者様のご理解とご協力が重要です。
詳細な検査プランは受診された際か、お電話でお問い合わせください。
[注意事項]

※オルソケラトロジーは、自由診療(保険適応外)となります。

1ヶ月お試し価格55,000円
(1ヶ月以内のキャンセルは30,000円返金)

2ヶ月目以降継続の場合、
追加費用105,000円(ケア用品と通年の検査費用含む)

2年目35,000円(ケア用品と通年の検査費用含む)